マルセイユの麻薬闘争『【AFP=時事】南仏マルセイユ(Marseille)で先週、15歳の少年が50回刺された後、生きたまま焼き殺される事件があり、衝撃が広がっている。 同市ではサッカー選手が殺害される事件も起きており、検察官は6日の記者会見で、いずれも麻薬絡みとみられると語った。 フランス第2の都市マルセイユでは貧困率が高く、麻薬関連の暴力事件が多発している。昨年の関連死者数は過去最多の49人に上った。 市内の麻薬密売人は、SNSで犯罪の実行犯役を募り、若者たちに「外注」して路上での薬物取引を行わせている。 ニコラ・ベソーヌ(Nicolas Bessone)検事は、若者たちは今や「良心の呵責…