香水の書籍を紹介するシリーズ。 3冊目はNKK出版から1993年に出ている、『フランス香水の旅〜香りを創る男たち』です。 書影はこちら↓ フランス香水の旅―香りを創る男たち 作者:松井 孝司 日本放送出版協会 Amazon サブタイトルのとおり、ネ(鼻)と呼ばれる人々*1の中でも男性*2の大御所や香料の産地で働く人々のインタビューが一つの本になっています。 グラース フランスで最も有名な香料の産地といえばグラース。本書ではグラースで収穫できる香料としてスミレ、ミモザ、オレンジ、バラ、ジャスミン、チュベローズ、ラベンダーがあげられています。想像するだけで素敵で、花たちが競うように咲き誇る土地に訪…