2月中旬、フランスの高等教育・研究相、フレデリック・ヴィダルの発言が物議を醸しました。 (先週の日曜日2月21日、レキップ紙と共に入手した週刊紙「Le Journal du Dimanche」。高等教育相のインタビューを始め、1~6面で特集が組まれた。)問題の発言は「“l'islamo-gauchisme(イスラモ左翼)”がフランスの大学に存在するかどうか調査する」というもの。これを受けて、左派系議員からブーイングを受けたのはもちろん、大学教授600人が大臣の辞任を求める署名を提出するなど、大きな反発を呼びました。マクロン政権になってから教育相や内相も時々発するこの「イスラモ左翼」という言葉は…