Francesco Totti
イタリアのサッカー選手。ポジションはフォワード(セカンドトップ)、攻撃的ミッドフィルダー。
1976年9月27日生まれ。ローマ出身。身長180cm、体重82kg。
強靭なフィジカルと卓越したテクニックを兼ね備え、広い視野で攻撃を組み立て決定的なパスを送るプレーメーカー。強烈かつ正確なシュートや前線への飛び出しでストライカーとしてもゴールを狙う。2005-06シーズンのASローマではワントップ気味で起用され、純粋なフォワードではないトッティのワントップ起用は「ゼロトップ」と呼ばれた。
ASローマの象徴であり、10番を付けている。愛称は「ローマの王子様」(イル・プリンチペ)で、サポーターからは絶大な人気を誇る。ローマでプレーすることに強いこだわりを持っているが、タイトルにはあまり恵まれておらず、スクデットを2000-01シーズンの1回、コッパ・イタリアを2006-07シーズンと2007-08シーズンの2回獲得したぐらいである。個人としては、2006-07シーズンにセリエAの得点王に輝き、またオスカー・デル・カルチョの最優秀選手賞を2000年と2003年の2回受賞している。
日本ではローマ時代の中田英寿とポジション争いをしていた事でも知られる。
イタリア代表としては1998年10月にA代表デビュー。2000年・2004年UEFA欧州選手権、2002年・2006年FIFAワールドカップに出場した。2006年のFIFAワールドカップでは、本調子ではないがらも優勝に貢献した。2007年に代表引退を表明。