Fresnel reflection
異なった屈折率を持つ物質どうしが接触する境界面に対し光が入射する際、その光の一部に対して生じる反射のこと。この反射は屈折率の差と入射角に依存する。
身近な例では、自分に近い位置では水面の反射が少なくて水面の下が見えるのに、遠くへ行くに従って徐々に見えなくなり最後は鏡のようになる……といった現象が上げられる。
近年では光ファイバの普及により、破断点や接合部で起こる光の反射現象としてよく知られる。既に光ファイバにおけるフレネル反射は、伝送時の損失を示す用語としてかなり定着しているようだ。