東京の図書館から、9回シリーズで取り上げています、府中市立図書館のライブラリである、クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏によるブルックナーの交響曲全集、第3回は第3番を取り上げます。 「ワーグナー」という標題がついている第3番。ワーグナーに献呈されたことでそのようについていますが、実際に聴いてみますと、和声的にワーグナーに似ている部分もあるんです。これは確信犯だなと私は考えます。 ja.wikipedia.org ブルックナーがワーグナーを訪れたとき、第2番とこの第3番の二つの楽譜を持って行っており、そのうえでワーグナーにどちらが気に入るかを尋ねています。つまり、ワー…