エミール・ブレイエ(Émile Bréhier) フランスの哲学史家。1876年北フランスに生まれ、パリ大学でヴィクトール・ブロシャールとレヴィ=ブリュールに師事、第一次大戦に従軍し左腕を失ったりもしつつ、1909年から大学で哲学と哲学史を講じた(1919年以降はソルボンヌ)。1940年から「哲学雑誌」の主筆、1944年にはベルグソンの後任として「フランス学士院」の会員となる。1952年パリで死去。