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プア充

(一般)
ぷあじゅう

会社に縛られずに働き、年収300万円ぐらいで自分の生活を充実させていく生き方。
宗教学者の島田裕巳が提唱。
東洋の「小欲知足(欲を持ちすぎず、現在の状態に満足する)」という思想をアレンジしたもの。
「収入が低くても」ではなく、「収入が低いからこそ」豊かで安定した生活ができて、楽しく幸せに生きられるという考え方。

プア充―高収入は、要らない―

プア充―高収入は、要らない―


それを真っ向から否定するこういう見解もある。

小熊 しかし、こういう若者は30歳を過ぎると苦しくなってきます。まず、可処分所得の半分ぐらいを家賃で費やしてしまう。親と同居だとしても、給料が上がる目処がないから家を買えない。結婚ができない。親元から出られない。子供が作れない。勢いで子供を作ったら、高等教育はできない。今の日本で子供を大学まで卒業させるには、だいたい一人3000万円。全部私立に行って私立の医科歯科大に進めば6000万円以上します。到底そんなことはできるはずはない。
(中略)
ところが日本のワーキングプアというのは、電気製品を買ってユニクロ着て、インスタントラーメン食べるしかないんです。でもそれは、タイの人から見ても、そしておそらく日本の年長者から見ても、一見豊かなんです。「貧乏だというけどきれいな服を着ているじゃないか」というわけです。だけど先の展望は全くない。この問題に気づくのはたぶん30歳を過ぎてからなんだろうなと思います。
(中略)
古市 しかも、一見そっちのほうが幸せそうに見えてしまうんですね。

小熊 そうですね。その状態が発展途上国の人たちや、日本の年長者から見ると豊かに映るということもわかっているから、それで豊かだと思ってしまう。しかしみんな、それが先進国型の貧困形態だということが、まだよくわかっていないと思います。たぶん、あと10年ぐらいしたら、それは貧困生活なんだということを、20代が前提にする時代がくると思いますね。

http://webronza.asahi.com/synodos/2012011600001.html
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