まず、このコース形状である。 スタートしてからすぐ下り坂でコーナーがあるという謎コース。小回りをこなす機動力に有利に立ち回るための追走力は不可欠。週末も金曜日ににわか雨の予報がある程度なので良馬場のコンディションで迎えられそう。 昨年の勝ち馬ロマンチックウォリアーがフレミントンで凡走したことを考えると、香港とムーニーヴァレーは共通点が多く走りやすさにも影響がありそう。どちらも平坦コースで4角の作り。洋芝を用いた馬場も似ているし日本よりは時計が若干かかる設定なのも共通項だ。日本の競馬場では札幌競馬場との適性感が似通っている。 良馬場で重視すべきは先行力、またマイラーの参戦が多く追走力も必要になっ…