ヤシカコンタックス(ヤシコン)のレンズで超有名な中望遠レンズ、プラナー85mmF1.4。以前に書いた“プラナー揃い踏み”の中では『無限で設計されているらしく開放付近でボートレート距離の撮影ではボヤボヤした描写、コントラストも低下する。ピンの山も掴みづらい。』としているが、それはフィルム時代のモデル撮影で散々使ってきた感想である。少しフレアがかった柔らかさがそんなレンズの長所でもあったものの、マウントアダプターによりデジカメで使用することになってからは、あの描写では画像を拡大して見てしまう現在ではダメだろうと、まともにこの20年間使っていなかったのである。最近、例の全東京写真連盟での撮影会で久し…