図書館で借りたユーモア小説。 読む順番を間違えた。最初にこれを読むべきではなかった気がする。ジーヴスシリーズは、執事のジーヴスが様々なトラブルを解決する話なのだが、この作品はちょっとちがう。 語り手であり、ジーヴスの主人であるバーティ・ウースター青年がトラブルを解決しようとする話である。つまり、みんながみんなジーヴスを頼りにして、自分のことは頼りにしないので、ジーヴスの代りにトラブルを解決しようとして失敗する話なのである。 語り手の失敗が予測されるので、シリーズ最初に読むにはちと厳しかった。語り手のバーティは結構いいやつだと思う。それが失敗をやらかしそうなのでちょっとひっかかってしまった。 で…