刺激性下剤・便秘薬。医薬品。
薬効成分「センノシド」が、小腸で吸収され加水分解されてアグリコンとして大腸腔に分泌され、Auerbach神経叢を刺激して、蠕動運動を促進する。主な副作用は腹痛や骨盤腔の充血など。なお、センノシドは植物センナから抽出されるので、植物性下剤とも呼ばれることがある。
便秘症
センノシドA・Bとして、通常成人一回12〜24mg(1〜2錠)を就寝前に経口投与する。
高度の便秘には1回48mg(4錠)まで増量することができる。
腹部手術後の患者
連用による耐性の増大等のため効果が減弱し、薬剤に頼りがちになることがあるので長期連用を避けること。
2002年12月改定(第5版)一部抜粋