仕事をしていた時、職場の窓口に年配の男性がいらっしゃいました。 私のところに来て「大変お世話になりました。さきほどすべて片づけてきました。」と御礼を言われたのですが、とっさに何のことかわからず、「それは、よかったですね。」と適当な受け答えをしてしまったことがありました。 男性が帰られてからしばらくして、「ああ、あの件か」と思い出したのですが、とても残念で自分で自分が情けない気持ちがしたものです。 今でもその方のお気持ちはありがたいと思います。そういう気遣いが人として本当に大切であることは疑いのないところであって、それを機会に改めて自分自身を戒めようと思いました。 他方で、考えたことがあります。…