働いていると本が読めないことの理由と対策はわかった気がしても、現実問題として、読めないものは読めないのであります。 今、学校現場では、不登校の生徒に対しては、登校刺激を与えず、ゆっくりと休ませることが大切だとされている。たしかにそれはそう思う。そうなんかなぁ、と思うことがないわけではないが、それも含めて生徒の葛藤なのであって、すべてをあるがままに受容することによって、生徒は少しずつ前に進むことができるのである・・・とはいうものの、やっぱり釈然としないことが、ときにはなくもない。 そして「叱らない子育て」「叱らない指導」の本は相変わらず次々と刊行されている。「感情的に怒る」ことと「叱る」こととは…