連休中に「モネ 連作の情景」を見に行った。さすがモネ、中之島美術館の建物外周を並ぶ人気っぷり。ただ列の進みは早くて30分ほどで中に入れた。 クロード・モネは15歳から絵を描き風刺画で既に人気を得ているが、睡蓮を描き始めたのは40代から晩年の83歳頃まで。展示会では歴代の作品が並び、最後に睡蓮のエリアに着く。モネの変遷を辿るような展示になっていた。 光を強調した絵が特徴のモネ。印象派と呼ばれる少し前から、モネが光を絵に起こそうとしていると感じた。同じ風景を異なる時間で描けば色が変わる。物そのものの色は重要じゃないとでも言うようだ。 個人的に印象に残ったのは「プールヴィルの断崖」だ。所蔵は東京富士…