ヘッピリムシの屁―動植物の化学戦略 作者:ウイリアム アゴスタ メディア: 単行本 今日は過去レビューから。 『ヘッピリムシの屁 動植物の化学戦略』ウィリアム・アゴスタ著 長野 敬他訳を読む。 ジャングルを伐採することになぜ反対するのか。それは、ジャングル自体が大量の酸素を発生させる自然のファクトリーだから。それと、ジャングルが河川の氾濫などを防ぐ天然の堤防となっているからだそうだ。この2つは、なんとなくわかったけど、もう1つ、大事なことがある。ジャングルには、まだ発見されていない人間に役立つ植物や動物や菌の宝庫であるということ。この見方って、人間本位なんだけどね。 「生物から調合された化学物…