シッタンを12月16日の午後3時半に出発し、右岸にあるヘロー村の船着き場には4時20分に着いた。 途中で見かけた小さい川舟 川を下る貨客船 船着場から砂地の斜面を200メートルほど歩いて上がると、広い平地になっていた。ここは雨季には水没するが、今は耕作地で落花生が栽培されている。その畑の中の道を300メートルも進むと、更に10メートルほど高くなって、ヤシやマンゴー、バナナやコックベン等の木が多い林の中に家が建っていた。 雨季には没する川床の雑草を抜き取り、農地にする女性たち(拙著掲載のコピー) 斜めになった坂道を上がり切った所に、木製の黒っぽい寺があった。そこから南北に道があり、それに沿って家…