制作国はノルウェー。私としては珍しい一作ですが、過去には「ザ・ウェイヴ」という見ごたえのあるパニック映画を見たことがあります。大ヒットしたというだけあって人に勧めたくなる仕上がりでした。そのため2021年の本作にもついつい期待度が高まります。ディザスターパニック大作と宣伝文句は良いのですが、どうにも緊張感が今一つ。ストーリーが見えすぎちゃってごめんなさい。ってのが一番の理由でしょうか。映画そのものは決して悪い出来だとは思わないんですけどね。パニックという割には落ち着いて見ていられる。縁側でお茶を飲んでいるかのようです。映像にしてもお粗末って出来じゃないんですが、響かないんですよね。パニック映画…