12月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:2923夏のサンタクロース: フィンランドのお話集 (岩波少年文庫 259)の感想フィンランド特有の風土の上で、動物、妖精たちと人びとが活躍する13の物語。森の小屋で、ひとりのおばあさんが糸を紡いでいる。「糸をつむぐとお話の毛糸玉ができる。毛糸玉ひとつにお話ひとつ、その仕事をおばあさんは、もう何百年もつづけてきたというのです」これはそのまま、おばあさんの仕事場のような童話集。読了日:12月30日 著者:アンニ・スヴァン,ルドルフ・コイヴをんごくの感想これは、別れを受け入れる物語。その過程の物語だと思うのだ。別れがたい思いは、ときに執着に繋が…