セガが海外で1995年に発売したGENESIS(海外版メガドライブ)用アクションゲーム。日本未発売のタイトル。
毒物に汚染されたため人類が去った地球で、惑星清掃用ロボット“オーボット”が浄化を行っていたが、悪のオーボット・ウォーヘッドが無数のオーボットを率いて人類に対して反乱を起こした。人類最後の希望であるオーボット・ベクターマンがウォーヘッドを倒すため、機械化された地球を冒険する、というストーリーになっている。
「魂斗羅」によく似た横スクロール型アクションシューティングで、アイテムを入手することで様々な武器を使用したり、人型ロボットからバギーやジェットなどの形態に変身できるのが特徴。クールなキャラクターや滑らかな動きが話題となり、アメリカで人気を博した。
1996年にはGENESISで続編の「ベクターマン2」が発売された。
日本未発売のタイトルだったが、2005年8月11日にプレイステーション2及びニンテンドーゲームキューブで発売された「ソニックジェムズコレクション」に、「ベクターマン」「ベクターマン2」が収録されている。
また、Wiiのバーチャルコンソールで2007年2月27日より「ベクターマン」が配信されている。