「ブラック・ミラー」は1話完結型の近未来ドラマシリーズで、どのエピソードも現代社会やテクノロジーへの鋭い皮肉が特徴です。 今回はシーズン7の第2話、「ベット・ノワール」の感想です。 タイトルの「ベット・ノワール」とは、フランス語で「目の敵にする存在」や「強い憎しみや恐れを抱く対象」という意味」。もうこの時点で、ただならぬ物語の気配がしますよね。 ※画像はイメージです。登場人物ではありません あらすじ(ネタバレ控えめ) 物語の主人公は、会社勤めの女性マリア。ある日、彼女の職場に、高校時代の同級生ヴェリティが中途採用で入社します。 特別仲が良かったわけでもなく、むしろ記憶の片隅にいる程度の存在だっ…