アーニャはまだか イギリス、ベルギー ベン・クックソン監督 1942年、ピレネー山脈の麓、小さな村レスカン、13歳で羊飼いの少年ジョーは山の中でユダヤ人の男ベンジャミンと出会う。 彼は収容所に送られそうになり、幼い娘アーニャと義母オルカーダの家で落ち合う約束をして別れた。 ベンジャミンはオルカーダの家に隠れ、アーニャを待ちながらナチスの手から逃れてきたユダヤ人の子供たちを匿っていた。ピレネー山脈を越え、子どもたちをスペインに逃がそうとしていた。ジョーと祖父アンリはその計画に協力してゆく。 ところがいつまでたってもアーニャは現れなかった。 その一方、ジョーは人間味あふれたドイツ軍のホフマン伍長と…