今年の5月、ショッキングな訃報がありました。 チベット映画を牽引していたペマ・ツェテン(中国語表記だと万玛才旦)監督の突然死。 2月から新作映画『陌生人』がクランクインしていて、チベット地区での撮影期間中だったとのこと。 1969年12月、中国青海省海南チベット族自治州貴徳県生まれの監督。 53歳という若さで予期しないお別れとなったことに、国内外から悲痛な声が次々と寄せられています。 今回の上海映画祭では、ペマ・ツェテン監督の作品が5作品上映されます。 (上海映画祭のチケット販売ページ) 初の長編映画作『静かなるマニ石』(2005年、中国語タイトル:静静的嘛呢石)、『五彩神箭』(2014年、英…