「波乱の予選リーグ」 36年ぶりの南米開催 03年のゼップ・ブラッターFIFA会長による「2014年のW杯は、各大陸連盟持ち回り開催の原則により、南米での開催を前提とする」の発言を受け、ブラジル、コロンビア、アルゼンチンの3カ国が前向きな姿勢を見せるが、南米サッカー連盟は04年の総会でブラジルを統一候補として採択する。 06年にブラジルが正式に立候補を表明。対抗馬と見られたアルゼンチンは結局手を挙げず、遅れて立候補したコロンビアも07年に辞退。50年大会以来、64年ぶりとなるブラジルでのWカップ開催が決まった。(南米開催としては、78年のアルゼンチン大会以来36年ぶり) 今大会は前回の南アフリ…