ただ思わせぶりなだけで中身は空っぽ。時間泥棒映画の見本のような低俗きわまりない最低映画。 (評価 5点) この負け犬が一番嫌いな類の映画が、あのPOVというやつ。要は主観映像で進行していく類の映画である。あれの何がいけないかというと、結局、ダラダラと主観映像だけが続いていき、体裁だけ思わせぶりなだけで、必然的に映画の中身が空っぽになってしまうからに他ならない。 本作は、そうした主観映像が主体というわけではない。大きな比重を占めるのが、監視カメラのモニター映像。それもご近所トラブル必至の、他人の家に仕掛けたモニター映像だ。 映画では二人のガキが、隣人の老人の家に監視カメラを仕掛け、24時間の生活…