「スター軍団を支えた黒子」 小柄ながら、驚異的な守備能力と無尽蔵のスタミナで2人分の仕事をこなしたスーパーボランチ。献身的な働きで広大なスペースをカバー、ボール奪取の名手として攻撃の芽を摘みながら、ゲームを展開するパス精度の高さも備えていた。その職人肌でチームを支える黒子役に徹した名選手が、クロード・マケレレ( Claude Makélelé Sinda )だ。 ジダンらスター選手を揃えたレアル・マドリード「銀河系軍団」では、縁の下の力持ちとして奮闘。超攻撃的で前掛かりになりがちなチームのバランスをとり、CL優勝に貢献した。チェルシーに移ってからも目覚ましい働きを見せ、守備的MFのポジションは…