今は昔のお話。 ーーーーーー 新卒ほやほやの新米教員は置くとして、30過ぎから50代までの、とっくに仕事に慣れたはずの教員も、保護者または同僚もしくはその筋に、びくびくとしながら毎日を過ごすようである。その一例が、学年通信という代物で、よせばいいのに、毎月、きまりきったことを、プリントして配布する。もう、読んではいられない。事項の挨拶に続いて「いつもご協力いただいて感謝します」だの、われわれ担任一同も「一所懸命やらせていただきます」だの、卑下を通り越して滑稽である。遜らないと、安心できないらしい。校長も総務も、プリントの内容を、事前に見ているくせに、注意するどころか、それでよしとする。むしろ、…