巨獣特捜ジャスピオンに登場する悪のメタルヒーロー。父親・サタンゴースの命に従い、ジャスピオンを追い詰める。手駒としてマッドギャラン軍団を持ち、四天王(ザンパ、イッキ、プリマ、ギョール)を配下とする。漆黒の装甲に包まれた本体の他に、人間体にもなる。ジャスピオンを倒すためにはあらゆる卑怯な手段を使うことを厭わず、冷たい瞳を光らせるその姿は悪の貴公子の名にふさわしい。
ジャスピオンとの一騎打ちにて、片手を切断された上にコズミックハーレーを食らい、敗れる。しかし魔女・ギルザ(演・高畑淳子)の呪文により復活。以後は漆黒の甲冑とマント、マスクを被った人間体で登場するようになる。最終決戦、巨獣帝国の実現の夢を胸にジャスピオンに挑むが、腹部を貫通され、コズミックハーレーを叩き込まれる。断末魔に「偉大なるサタンゴースは俺の父上だ!俺も、俺もサタンゴースとなる。やがて大サタンゴースとなる!無敵の王者にーっ!!」の台詞と共に巨大化、満身創痍でジャスピオンに向かうも果たせず、そのまま最後を迎えた。
演じるはJACの春田純一。 ゴーグルファイブ、ダイナマンと続けて戦隊もののブラックを演じた後に、万を辞して登場した漆黒の悪のヒーローは人間体、メタル体双方、春田氏によって演じられた。