たまたま観た2本の映画が戦後のファンション史上で連続していたりするのが面白い。 『ミセス・ハリス、パリへ行く』の方は、『スノーグース』という小説で知られているポール・ギャリコ原作、というだけで食指が動く人がいるのかもしれない。私は未読なんだけど、『ミセス・ハリス・・・』もシリーズ化されているようで、Amazonを見ると、ミセス・ハリスはパリだけでなくいろんなところに出かけている。 一昔前の翻訳では「ハリスおばさん」となっていたようだが、その方がミセス・ハリスの社会的な地位はわかりやすいが、その分、彼女のプライドの部分は伝わらないのかも。それより何より、今の今って時代ではもちろん「ハリスおばさん…