北アメリカ最大の河川。ミネソタ州北部の源流からメキシコ湾に注ぐまで、アメリカ合衆国中部を縦断し、「アパラチアからロッキーまで」のほとんどの河川と合流している。ミズーリ川を合わせた全長は6200kmにも及び、アマゾンやナイルの長さが確認されるまでは世界最大の大河だった。
アメリカ合衆国の河川交通の大動脈でもあり、中西部の穀倉地帯で生産された農産物はミシシッピーを通して集積される。
ハックルベリー・フィンの冒険(上)マーク・トウェイン Mark Twain土屋京子 訳光文社 古典新訳文庫2014年6月20日 初版第1刷発行2018年8月20日 第2刷発行 先日読んだ、『民主主義全史』の中で、アメリカの民主主義についてのページだったろうか、本書が言及されていた。 megureca.hatenablog.com 最初に、トウェインの警告が書いてあるのだと。 気になったので、図書館で借りてみた。アメリカ文学を代表するマーク・トウェインの作品は、『トム・ソーヤの冒険』だって、ちゃんと本で読んだか怪しいもんだが、とりあえず、言及されていた『ハックルベリー・フィンの冒険』を読んでみる…
ゴードン・S.ウッド「アメリカ独立革命」を読む2 ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカは、アメリカ諸邦連合と訳すべきなのかもしれないが、日本にいるとホワイトハウスの動きばかりが報道されるので、中央集権的に見えてしまう。EU的な主権国家の結びつきの方が建国当時の実態に近いようだ。さらにアパラチア山脈より西、ミシシッピー川より東の広大な土地は、北西部条例によって東部十三邦の植民地とはならず、新しい邦として対等な仲間とされることになったのだ。これが従来の植民地主義・帝国主義と大いに異なるところだろう。 そろそろ独立戦争について触れよう。当時世界最強の軍隊を保持していたのは、グレートブリテン帝国であ…
小川寛大氏の南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦を読んだ。南北戦争に関しては中学か高校の世界史で学んだという記憶があるぐらいで、北部の州は奴隷解放、南部の州は奴隷制維持を掲げて戦ったという事ぐらいしか、記憶に残っていなかった。後年、アメリカでは南北戦争のことをCivil Warと呼んでいることを知り、「南も北も関係ない?」と思った記憶がある。civil warと書くと、その意味は内戦だが、どの国にも内戦はありうるので、アメリカ以外ではAmerican Civil Warとも呼ばれているようだ。また、南北戦争は1861年から1865年にかけて戦われていたが、1854年の日米和親条約、1858年の…
避けられないリスクとして何度もUPしているが、読んだ後は忘れてしまうので何度もUPを続ける、折に触れ・事例を挙げてだね。 FTXの破綻は市場は通り過ぎたリスクとしているが、「勝手なもんだ」と常々思ってる。 セルサイドからは何時までも引きずっていては株を買ってもらえないので無視をするが良い材料なら何度も話題に乗せる。 買い方は酷い目に合っても「恥」だとして言いふらす事はない、そして新たな被害者を作る事になる。 こんなことでは健全な市場は生まれない(市場が健全である必要は無いのかも)、という事でリスク管理的発想からバブル崩壊のリスクの何度目かをUPする。 ******市場がWボトムや トリプルボト…
【今日は何の日】 11月6日 お見合い記念日 その始まりと歴史 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック 【今日は何の日インデックス】 日付を指定して【今日は何の…
ユーモア小説の好きな僕は、当然ながら、ほら話(Tall Tale)にも目がありません。 ほら話は世界各国に存在しますが、やはりアメリカの伝統的な民話を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 それらが日本語で読める本として、『ニグロ民話集』『ちょっと面白い話』『アメリカの奇妙な話』などがあります。 しかし、様々な作家の、様々なタイプのほら話を楽しみたいのなら、以下の三冊のアンソロジーがお勧めです。『アメリカほら話』(※)『アメリカほら話Part II』『ほら話しゃれ話USA』 いずれも翻訳家の井上一夫が収集して、自ら訳した小話、民話、短編、エッセイ、ジョークなどが収められています。 古典から…
【『周遊する蒸気船』について(2)】 そのウィル・ロジャースがどのような雰囲気を持ち、何を演じたか。判事や医者を演じましたけれども、この作品(『周遊する蒸気船』〈1935〉)では船長役を演じております。
【『周遊する蒸気船』について(1)】 19世紀のミシシッピー川で、青年(ジョン・マクガイア)が無実の罪をかけられた。彼の無実を証明するために叔父の船長(ウィル・ロジャース)と婚約者(アン・シャーリー)が立ち上がる。
イエローリバー/ クリスティー 1970年のヒット曲。題名のとおり、レコードジャケットも真っ黄色〜(^。^)// A面はもちろんですが、B面の「ミシシッピーを下って」(DOWN THE MISSISSIPPI LINE)もまたストレートなロックでいいんです。 ミシシッピー川は、長い川として有名ですが、英語のスペルが面白いですね。"MISSISSIPPI" ☆ YELLOW RIVER / CHRISTIEhttps://youtu.be/qJ5-FoiBuVc ☆ DOWN THE MISSISSIPPI LINE / CHRISTIEhttps://youtu.be/nxhGosihSiI …
NHK プレミアムカフェアメリカの「第二の国歌」「心の歌」と言われ、 宗教や民族を越えて 広く愛されている賛美歌「アメイジング・グレース」 魂の歌として継承され歌い継がれる、この歌の魅力を探った番組意外な作詞者、黒人社会やヨーロッパ移民との関わり 歴史と民族を越えて歌い継がれてきたこの歌にまつわる様々な物語を知ったいろいろ知ればいるほど この歌がアメリカ人にとって特別なものだということも分かったキーワードは 黒人奴隷 讃美歌 ニュー・オリンズ ミシシッピー川 メンフィス エルヴィス・プレスリー どれもワクワクするワードだった
こんにちは、ずず(zuzu)です。 一昨日の朝(7/29)と昨日の深夜(7/30)、NHKBS1で同じ番組を再放送していました。 2002年に放送された『アメイジング・グレースの魂 〜讃美歌が語り継ぐアメリカ〜』です。 www.nhk.jp エルヴィスが通った黒人教会 番組のナレーションから聞こえてきた”メンフィス”という地名に反応すると、なんとというかやはりというか、エルヴィス・プレスリーに言及していました。 エルヴィスの高校の同級生という男性がインタビューに応じており、若者は当時から黒人音楽がお気に入りで、日曜の夜だけは白人も入室を許された黒人教会で、ゴスペルを聴いていたそうです。 白人と…
ディズニーの蒸気汽船マークトウェイン号もニューオリンズがモデル。 レース模様の鉄細工で飾られたバルコニーが美しいフレンチ・クオーター お嬢がニューオリンズの街を歩いての感想が「本当の街とは思えない、ディズニーの中を歩いているみたい」 ヴェネツィアも初めて行った時の感想は「ディズニー・シーだ~」 ディズニー・シーはご存じヴェネツィアがモデル。 それよりもっと古い、まだ日本にディズニーランドは無い頃、 ウォルト・ディズニー自身が最後にプロデュースしたのがカリブの海賊。 「カリブの海賊」は1967年、アナハイムのディズニーランド、ニューオリンズ・スクエアにオープンしました。 ニューオリンズとカリブ関…