(Mistrá、英語:Mistrás,ミストラス) ギリシアのペロポネソス半島南部にある中世の都市の遺構。13世紀初頭に十字軍の砦が築かれたのが始まりで、東ローマ帝国の支配の下に14〜15世紀に最盛期を迎えた。山の斜面の最上部にカストロ(山城)、中腹にゴシック風の宮殿と邸宅、一番下に庶民の住宅や聖堂・修道院が建てられていた。ビザンチン文化を代表する都市であったがオスマン帝国によって廃墟と化した。1989年に、ギリシャの世界遺産(文化遺産)に登録された。