道路に面した石垣に張り付いて、殺風景な石垣を包み隠してくれているツタ(蔦)があります。近ごろ、このツタの一部がご覧のように茶色になってきていました。 茶色になったところを点検してみると、そこにいいたのはミノムシ(蓑虫)でした。しかも大量に! ミノムシはミノガという蛾の幼虫。わが家で繁殖しているものが如何なる種類のミノムシなのかは不明ですが、その生態はなかなか興味深いものが有ります。 ミノガの進化【九州大学総合研究博物館】 ミノガの中には、メスが蛾の姿にならずに翅も脚も痕跡だけで繭(まゆ)の中で交尾・産卵をするという生殖機能だけを集約させた「♀の究極の進化形」をとる種類もあるのだとか。そういえば…