ミハル通信の社内に構築されたイマーシブ・スタジオ。22.2ch仕様で、自社製のヤグラをはじめ、随所に工夫が施されている 近年ますます活用のシーンが広がっているイマーシブ・オーディオだが、ここで紹介するシステムは、本書読者にとっても興味深い事例だろう。そのシステムをサウンド面で支えるのがIK Multimediaのスピーカー、iLoud MTMだ。同機を用いたイマーシブ・スタジオを自社に構築しているミハル通信を訪れ、その中身を取材した。 写真 • 小原啓樹 ミキサーを介さないイマーシブ・オーディオ ミハル通信は、ケーブルテレビ関連の伝送システムなどを開発/製造している企業だ。同社がイマーシブ・オ…