フリーのMac用高機能テキストエディタ。
ミミカキエディットは旧称であり、現在は「mi」という名に変更されているが、馴染んだ名前であるし、闇雲なリンクを避ける為にも旧称で登録する。
miはMacintosh用のテキストエディタです。
miはC言語やHTMLのソースを書くのに便利な機能を充実させたエディタです。
ワープロのように文字ごとのフォント指定などはできませんが、 キーワードの色付け表示をはじめとした気の利いた機能で、ソース書きを支援します。
主な機能(バージョン2.1)
基本編集機能
- 一般的なテキストエディタ機能(ただし、文字ごとのスタイルは表示・編集不可)
- 編集するテキストのサイズ制限なし(miに割り当てられたメモリ範囲内で)
- 多段階Undo可能
- 矩形選択機能(コピー、ペースト、Drag&Drop可能)
- 文字コードはShiftJIS, JIS, EUCをサポート
- (MacOSにText Encoding Converterがある場合は、UTF-8, ISO-8859-1, KOI8-Rなどもサポート)
- ただし、内部処理はShiftJISですので、ShiftJISにないUnicode固有の文字はサポートしていません。→バージョン2.1.7b3よりUnicode対応。
- 改行コードはCR, CR+LF, LFをサポート
- ファイル読込時に文字コード/改行コードの種別を自動認識
- クリエータ/タイプコードの変更可能
- Input Method, AppleScript, Navigation Service, Drag&Dropサポート
表示
- 8つまでのウインドウ分割可能
- 行送り方式の選択可能(行送りなし、ワードラップ、文字ごとのラップ)
- 表示フォント、サイズ、タブ幅の設定可能
- 各行番号または各段落番号を表示/非表示可能
- 現在の行番号または段落番号、および、現在の場所(見出し行機能にリンク)を表示可能
- ファイルパス、ルーラーを表示可能
モード機能
- モードごとに各種設定可能(※モードとはTeX, HTML, Cなどのソースファイルの種類のことです)
- キーワードの色付け表示可能
- コメント/リテラルの色付け表示(文法をカスタマイズ可能)
- 正規表現に一致する行の色付け表示、および、メニュー登録(見出し行機能)
- ツール機能(よく使う文字列やAppleScriptをメニューに登録可能)
- ツールへのショートカット割り当て可能
- ツールバー機能(表示/非表示の設定可能)
- キーバインド設定
- (control, shift, command+アルファベット、Fキー、矢印キー等にそれぞれ割り当て可能)
- ツールやキーバインドに特定の動作を行うコマンド文字列を埋め込むことが可能
- (現在編集中のHTMLソースをブラウザで確認することなどが可能)
- <P>に対して</P>など、対応する文字列を自動入力可能
- C言語の関数/変数を自動的に色付け可能
- C言語の自動インデント可能
検索置換機能
- 正規表現使用可能(ほぼPerlの正規表現に準拠)
- マルチファイル検索、一覧表示
印刷機能
- ファイル名、行番号、ページ番号などのフォントを選択可能(印刷しない設定も可能)
- カラー印刷可能
FTP機能
- FTPサーバー上のファイルを直接編集可能
- FTPエイリアス機能
その他
- キーワード、および、C言語の関数/変数を省略入力(補完入力)する機能
- 選択部分をパス名としてファイルを開く、または、選択部分をURLとしてブラウザで開く機能
- ファイルのDrag&Dropで挿入する文字列をカスタマイズ可能
- クロスキャレット表示
- 背景画像を貼付可能
- ハンドフリースクロールバー機能
- よく使うフォルダをメニューに登録してそこからファイルを開くことができる
- しおり機能
- ツール入力モード(キーストロークだけでツールを起動できる)
- 文字数カウント機能
対応OS
- Mac OS 7.x、8.x、9.x
- Mac OS X
- Intel Macへの対応は、バージョン2.1.8(Universal Binary対応)から行うというアナウンスが出されている。