Sur la merって、なぜに突然フランス語? 1988年リリースの本作は、前作『ジ・アザー・サイド・オヴ・ライフ』に続き、アメリカのマーケットを意識したと思われるポップでコマーシャルなアルバム。これまた前作に続き、というか、前作以上にジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジ主体の作品で、ついにエッジも曲作りから撤退。全曲ヘイワード(4曲)とロッジ(2曲)の単独作と共作(4曲)による。看板に偽りありで、ブルー・ジェイズ[i]として出せばよかったのでは、と思わざるをえないが、そりゃあまあ、ムーディ・ブルースとして発売したほうが、少しは売れるだろう。 ただ、内容も、『ジ・アザー・サイド』同様、ロ…