『ジ・アザー・サイド・オヴ・ライフ』は、1986年5月発売。2年ないし3年に一枚というのが、『オクターヴ』(1978年)以降のアルバム制作ペースとなったようだ。しかし、それ以外にも大きな変化のあった作品で、レーベルがポリドールに変わり、プロデューサーも『ロング・ディスタンス・ヴォイジャー』、『ザ・プレゼント』のピップ・ウィリアムズからトニー・ヴィスコンティへと交代した。ジャスティン・ヘイワードのソロ・アルバム『ムーヴィング・マウンテンズ(Moving Mountains)』 (1985)が縁での起用だったそうだ。 まあ、そういった細かい話はどうでもよくて(いや、そういうわけではないのだが)、最…