母の悲願であった村の殲滅という役目を成し遂げた少女が呪縛から解き放たれ新たな旅に出る話。 ファプタは母を利用して創立された成れ果て村を滅ぼすことだけを生きる理由としていた。 だが村を滅ぼす過程において、様々な人々の想いの積み重ねを知っていくこととなる。 村を崩壊させるためにはかつて姉妹たちを食った村人たちを食うことが必要であった。 村人たちを食うことで初めて母が残した力の使い方を知るのであった。 また怨念だけを抱いていたと思っていた亡き母には愛する人ヴエコがいたのであった。 黄金郷はクズでも黄金に変えるという伝説があったがまさにヴエコの人生も変わったのである。 【目次】 原作におけるアニメ2期…