18200系は1966年に京都・橿原線系統用の特急形車両として導入され、2両編成5本(10両編成)が導入されました。 当時の京都線や橿原線は、大阪線などに比べて車両限界が小さく、また架線電圧が600Vであったことから、車体を小さくして双方の電圧に対応した複電圧車とする必要がありました。 車体は前年に登場した18000系に準じ、全長18,640mm、幅は2,590mmに抑えられ、前面は大阪発着の阪伊特急との併結を考慮し、前面貫通扉の両脇・窓下に電照式の特急標識や方向板差しが設置されています。 編成比は1M1Tで主電動機には高性能(端子電圧675V時定格出力が180kWで、架線電圧が1500Vであ…