1.偽のモラハラ被害者 イルゴイエンヌによれば、「モラル・ハラスメント」という言葉が一般化されると、偽のモラハラ被害者が現れるようになり、自分が気に入らない相手を「モラハラ加害者」として、社会的に打ちのめそうとするようになりました。 偽のモラハラ被害者は、多分に加害者的です。同じタイプの人が、モラル・ハラスメントの加害者にも、偽被害者にもなります*1 それで、イルゴイエンヌの二冊目の著書に付けられた原語での副題は ”démêler le vrai du faux”(真偽を見分ける)というものでした。 モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする 作者:マリー=フランス イルゴイエンヌ 発売日: …