kaigaihoujin.hatenablog.com 前回の続き→ 前回、モーリシャスが地域型タックスヘイブンへ舵を取り、イギリス・フランス・インド・中国といった大国を相手に、アフリカ投資の金融ハブとしての地位を確かなものにすることができたと書きました。 モーリシャス政府の賢明な判断があったのは確かですが、それを可能にする歴史的な土壌があることを忘れてはなりません。 モーリシャスの歴史は大航海時代、植民地時代の歴史そのものです。 1500年代はじめにポルトガル人が初めて到達。 1600年代には、オランダ人がインド航路の補給地として植民を開始し、サトウキビと奴隷の運用を導入。 1700年代に入…