ヤン・ルカンの「ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る」を読んだ。本書はヤン・ルカンの研究者としてのこれまでの歩みを語りつつ、ディープラーニングの内容について易しく概要を説明している。畳み込みニューラルネットに関しては、なんとなくわかっているつもりでいたけれど、本書を読んでようやくわかったと思う。以前にも書いたが昔実験していた文字認識のニューラルネットの知見として、入力データの前処理が非常に重要だという事が頭に残っている。事前に学習したときのデーターと認識するために与えたデータが縦方向・横方向にずれているとうまく認識されなかったと記憶している。なので、処理するデータを前…