セロニアス・モンクのジャズの名曲「ラウンド ミッドナイト」の邦題なぞ見たこともないが、訳せば「真夜中の頃」とでもなるか?!ハタチ前後にエレクトーンでこの曲を初めて弾いた(いい楽譜があったので)。この曲は、トーンがずっと暗く(この表現は本当は避けたいのだが)、当時の年頃には持て余す感じさえしたな。でもカッコよくて、決して嫌いなわけじゃなかった。後にモンク自身の演奏を聴いた時も、想像以上に「ハア〜、暗いよ!渋いなあ。」という印象で、やっぱり難曲だなと実感したものだ。 この夜中に夜明けは来るのか?最後の数音に微かな希望は見出せなくもないが、、。どんな心境でこれを作曲したのだろう、測り知れない(人生に…