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ラスパイレス指数

(一般)
らすぱいれすしすう

[英] Laspeyres Index
ラスパイレス指数とは、ドイツの経済学者である、エティエンヌ・ラスパイレスが1864年に提案した、加重平均によって算出された指数。
一般には物価水準の変動を実質的に比較するために用いるが、日本では、総務省が地方公務員の国家公務員に対する給与水準を比較する指標として用いている。

公務員給与におけるラスパイレス指数

全地方公共団体の一般行政職の給料月額を同一の基準で比較するため、国の職員数(構成)を用いて、学歴や経験年数の差による影響を補正し、国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100として計算した指数。
100を超えると国家公務員の給与水準より高いことになり、高い指数の自治体には特別交付税や起債の制限を行いその引下げを指導している。

かつては、全国の地方公共団体の加重平均の指数は100を超えていたが、2004年以降は、継続して100を下回っている*1

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*1:2012、2013年は、東日本大震災を受けた給与改定・臨時特例法により、国家公務員の給与削減が行われたため100を超えたが、措置がないとした場合の値は、100を下回っている

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