中学 年生に座標軸とはすでに正負の数のところで習った数直線を 本, 横と縦に配置したものだと説明していたら *1, なぜか望月新一先生のブログ記事を思い出してしまった. 「同じものを同じものと見做すか, それとも違うものと見做すか」という話は, 恐らく通常の数学用語で表現すると, 「同型なもの (=つまり, 同一の ‘設計図’ に基づく内部構造を有するもの) を、同一視するか, それとも区別するか」 というような記述の, 一般人向けの翻訳のつもりでしょうが, 同型なものを同一視することも, 区別することも, (20 世紀初頭に遡る) 公理的集合論によって当たり前に記述できる考…