原題は「Le otto montagne」(8つの山)で 「須弥山(しゅみせん=スメール山)を囲む8つの山」 のこと 原作はパオロ・コネッティが2016年に発表したベストセラー小説 須弥山は古代インド仏教の、世界の中心にそびえ立つ山のことで この山を囲んで世界が広がり、周りを太陽や星が巡るという 世界観・宇宙観を須弥山説と呼ぶそうです その聖なる山(いちばん高い山)を生涯かけて目指す者と 8つの山を巡る者では、どちらが多くのことを学べるか つまりひとつのことを突き詰めていく人間と 広く色々な経験をするのとでは、どちらが幸せなのかと 問いかけた映画 もうひとつのテーマが「鳥葬」(ちょうそう) チ…