レーザー光を用いた核融合のこと。
核融合反応で生み出されるエネルギーを用いた発電を現実化する方法として期待されている。
(キーワード「核融合も参照」)
重水素(D)と三重水素(T)の核融合が比較的容易であるためよく用いられるが、比較的容易と言っても
の条件が必要となる。
この条件を実現するために、強力なレーザー光を照射して燃料を爆縮させ、瞬時に核融合を起こすのがレーザー核融合である。
2012年7月5日、アメリカの国立点火施設(NIF)でレーザ―光線192本を放射する実験に成功し、米国全土の消費電力量の1000倍以上に相当する500兆ワットのエネルギーが放出された。*1