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レーザー核融合

(サイエンス)
れーざーかくゆうごう

レーザー光を用いた核融合のこと。
核融合反応で生み出されるエネルギーを用いた発電を現実化する方法として期待されている。
(キーワード「核融合も参照」)


重水素(D)と三重水素(T)の核融合が比較的容易であるためよく用いられるが、比較的容易と言っても

  • 1億度以上の超高温状態
  • 原子核と電子が遊離するプラズマ状態
  • 核が1㎤あたり200兆個以上存在する高密度状態

の条件が必要となる。
この条件を実現するために、強力なレーザー光を照射して燃料を爆縮させ、瞬時に核融合を起こすのがレーザー核融合である。

実験

2012年7月5日、アメリカの国立点火施設(NIF)でレーザ―光線192本を放射する実験に成功し、米国全土の消費電力量の1000倍以上に相当する500兆ワットのエネルギーが放出された。*1

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