数理物理学者。 ブラックホールには必ず特異点があるという「特異点定理」をホーキングと共に証明した業績が有名。他には時空のモデルである「ツイスター理論」や、準結晶のモデルである「ペンローズタイリング」などを考案している。 最近では量子力学の観測問題や人間の意識の問題に関してかなり独特な理論を提唱している。
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皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則 作者:ロジャー ペンローズ 発売日: 1994/12/20 メディア: 単行本 『『皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則』ロジャー・ペンローズ著 林一訳を読んだ。 「コンピュータとAI」をテーマにした大著だが、ムズイんで「言語化」にしぼって感想を。 「アダマールが創造的思考の研究を通じて提起した主な論点の1つは、言語化は思考には不可欠だという、いまでもしばしばなされている主張をきっぱり否定したことである」(「アダマールがアインシュタインから受け取った手紙の一節」) 「書かれたり話されたりする言語や言葉が私の思考の仕組みのなかでなんらかの役割を演…
最近、灼熱にように暑い。今日もカンカン照りの中自転車で大学に行ったために、机の上の紙を汗でびしゃびしゃにしてしまった。先生も若干引き気味だったように思う。7月と8月はどちらが熱いのだろうか。この前もニュースで今年最大の猛暑って言ってたから、やっぱり8月が暑さのピークなのかな。さすがにもうピークアウトはしたのだろうか。コロナみたいに、ピークアウトしたした詐欺はやめてほしいものである。 今日は、大学で3Dプリンターに試しに印刷する、いい感じの3Dモデル探しをしていた。割と昔から3Dプリンターって流行っているようで、自分の顔をルビンの壺にしただとか、一人ピタゴラスイッチとか、面白いものも結構あった。…
This is the Japanese translation of this site. ギュンター・ベヒリー2022/5/25 6:35 デイブ・ファリーナは無神論者のアメリカ人YouTuberで、「Professor Dave Explains」というチャンネルを運営し、約200万人の登録者がいます。彼のチャンネルによると、彼は「物事を説明するコツを知っており、・・・知識をいくらか共有したい」のだそうです。「デイブ教授」と名乗ってはいますが、ファリーナは大学教授でもなければ、博士号を持っているわけでもありません。彼は科学教育学の修士号を持っています。彼は、自分の外的人格として 「デイブ…
SUGIZOが率いるサイケデリック・ジャムバンドSHAGのファーストアルバム『THE PROTEST JAM』が7月1日にリリースとなる。SHAGの活動とアルバム『THE PROTEST JAM』を足がかりにサイケデリック音楽と即興音楽について深掘りします。深淵なるサイケデリックと即興の世界。その魅力、その本質についてミュージシャンと社会学者が語り尽くします。●日時:7月14日(木)21:00から生配信●ゲスト:SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN) KenKen(RIZE、LIFE IS GROOVE)●出演:宮台真司(社会学者) ダースレイダー(ラッパー)●司会:ジョー横溝(『君…
ちょうど1ヶ月ほど前、 「量子脳」について 調べていたら、 つい一昨日 K先生から連絡が来て、 なんとなんと 量子脳研究&意識研究の世界的権威、 スチュワート・ハメロフ博士の関係者限定の講演会に参加させていただくことに(驚愕)。 duckduckgo.com ノーベル賞をとったロジャー・ペンローズと共同研究をしている ハメロフ博士。 動画の撮影のために来日したものの 急に撮影が中止になり、 昨日、講演が開かれることになったのだ。 クラニオはじめ、ありえない引き寄せがときおり働く自分。。。 (招待された人は他にもいたけれど、何せ前日に呼ばれたので 来れない人はけっこう多かったらしい) 通訳なしの…
「博士と彼女のセオリー」を見た感想 世の中には天才がいる。ホーキング放射を提唱したのがホーキング博士である。 一般相対性理論が破綻する特異点の存在を証明した特異点定理をロジャー・ペンローズと共に発表した。 一般相対性理論と量子力学を結びつけた量子重力論を提示している。この帰結として、量子効果によってブラックホールから粒子が逃げ出すというホーキング放射の存在を予想している。 タイムトラベルが不可能であるとする「時間順序保護仮説」を提唱し、過去に行くことを許容する閉じた時間線が存在するためには場のエネルギーが無限大でなくてはならないとしている。(wikiから引用) そんな偉大な宇宙物理学者の人生を…
ならば『たわわ』を見て実際に痴漢やセクハラをした男も、無罪と言えるだろうか? 石川優実さん「私がグラビアをやってた時も風俗で働いていた時も私の自由意志で選んでやっていたことになるんだな。あんなしんどい精神状態の時のものを自己決定権といわれるのはつらい」 - Togetter いつものようにネットの玩具になっていると生暖かく見ていたんですが、しかしちょっと中身を見ると今回は個人的に面白いことを言っているとは思うんですよね。 不勉強ながら以前から何度か炎上している件で初めて存在を知ったので、今度是非作品を買って勉強させていただきます、とお馴染みの社交辞令を言って地雷を踏むような羽目にならずに済んだ…
This is the Japanese translation of this site. ケイシー・ラスキン2022/1/4 13:28 最近、友人に説得されてスパイダーマンの新作映画を見に行ったのですが、多元宇宙が登場するだけでなく、プロット上でも重要な役割を担っていることに驚かされました。ネタバレしないようにしますが、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジは、「多元宇宙は、我々が驚くほど知らない概念だ」と言明しています。彼は正しいです。そしてこれが、宇宙のファインチューニングについての驚異的な証拠を説明するために多元宇宙を引き合いに出す唯物論者の問題の一部なのです。まず…
This is the Japanese translation of this site. ケイシー・ラスキン2021/12/3 13:55 編集部注: これは、新しく発売された書籍『The Comprehensive Guide to Science and Faith: Exploring the Ultimate Questions About Life and the Cosmos (English Edition)』の一つの章からの抜粋です。 IDに対する最も一般的な反論は、IDは科学ではなく宗教だというものである。この反論になぜ欠陥があるのかを理解するには、まずID理論家がどのよ…
また小説を読もうかと考えている。普段は古井由吉や堀江敏幸を読んでいる。日常と地続きになった世界を舞台にしたもので、そこからこの世界の儚さや愛おしさ、有限の生のおかしみと美しさについて考えるのだ。だが、たまには思い切りファンタジックなものを読むのも面白いかもしれない。バルガス・リョサなんてどうだろう。哲学の本ばかり読んで偏食を起こすとよくないとウィトゲンシュタインも言っている。ナンセンスなものでもいい。哲学とナンセンスをつなぐ役割を(私の中で)果たしている土屋賢二のエッセイを読むのもいいかもしれない。今日はエリエザー・スタンバーグ『〈わたし〉は脳に操られているのか』を読んだ。ちょっとセンセーショ…
This is the Japanese translation of this site. ブライアン・ミラー2022/1/12 13:29 私は昨日の記事で、スティーブン・メイヤーの『Return of the God Hypothesis: Three Scientific Discoveries That Reveal the Mind Behind the Universe (English Edition)』で強調された、宇宙には始まりがあるという結論に挑戦するロジャー・ペンローズの宇宙論モデルが失敗していることを説明しました。今回は、ポール・スタインハートとアンナ・イジャスによっ…
■「リアル意識(感性・知性)Vs 実在(自然)」での地球誕生ら「メイヤスーの祖先以前性」の覚醒と、「リアリズム倫理」即ち“理由の空間”の展相(ポテンツ)の二点を喚起するのが“原因の空間”たる数学!∴ コンシリエンスこそが必須!(5/5) ・・・Claude Monet『The Magpie』c.1868-1869. Oil on canvas. Musée d'Orsay, Paris, France.・・・ ・・・note版はコチラ!→ https://note.com/toxandoria2/n/n4ea0f2eba0e6 [前置] 特に「当内容と関連性がある過去記事(note版)」は下…
This is the Japanese translation of this site. ブライアン・ミラー2022/1/11 17:13 以前の記事で、物理学者による最近のいくつかの記事が、宇宙には始まりがなかったかもしれないと主張していることについて記述しました。その際、それぞれが提示する論議がスティーブン・メイヤーの著書『Return of the God Hypothesis: Three Scientific Discoveries That Reveal the Mind Behind the Universe (English Edition)』や拡張研究ノートで既に十分に扱…
帯状皮質って中間管理職なのか (5-2)前帯状皮質(個別機能) 14)「意識」と「努力」と「意図」と「心的ストレス」 14-1)知情意 ◎「知情意」という言葉があるが、「情」は、特に大脳辺縁系が中枢となり、「知」は、大脳新皮質の前頭葉より後部(尾部)の頭頂葉、後頭葉、側頭葉が主体となる。「意」(意志)は、前頭葉(企画:前頭前野と実現:運動野)にありである。 所が、大脳新皮質を持たない(といってもいいほどの)動物にとって、知情意はどうなっているのだろうか。実は、知は大脳辺縁系(海馬:記憶)が担当し、情(扁桃体:大脳辺縁系)は意(大脳基底核)よりも上位にあって両者を併せ持つ。つまり、大脳辺縁系より…
衣554-1ペンローズの三角形 ペンローズの三角形(ペンローズのさんかっけい)は不可能図形の一種。 概要 1934年、スウェーデンの芸術家オスカー・ロイテルスバルト(英語版)が考案した。1950年代にライオネル・ペンローズとその息子のロジャー・ペンローズがそれとは独立に「不可能性の最も純粋な形」として考案し、一般に広めた。芸術家マウリッツ・エッシャーが不可能図形を多く扱ったが、その発想の一部となった。 固体の物体であり、3本の真っ直ぐな四角柱がそれぞれ直角に組み合わされていながら、全体で三角形を形成している。これを通常のユークリッド空間における3次元の物体として具現化させることはできず、ある種…