郵便貯金のような手軽さで 処理されてゆく、 空飛ぶ自転車でE.T。 街の匂いも、 蒸発感覚も、 全部教えて。 世界が終わるとか言ってた 不愉快な記憶も、 ロボットみたいな声で、 いまじゃたんなるチープな 夢。 狂ってるのは静かに光を、 滲ませてる夜の方。 特別な僕もいない、 特別な君もいない、 でも、一分間で一万回言葉を、 透かし織りにして、その震動で夢を見る。 SNSみたいな嘘でもいい、 嫌いでも、最後は根性腐ったSOSは、 君の簡単な骨組みの間。 三十分だけのロックス…