1932− アメリカの作家。トマス・ピンチョンやジョン・バース、ウィリアム・ギャス、ドン・デリーロらと並ぶ米国のポストモダン文学の大御所。
処女作『ブルーノ教団』(1966)で、すぐれた新人作家に与えられる「ウィリアム・フォークナー賞」を受賞。『ユニヴァーサル野球協会』(1968年、訳書は若林出版)、『火刑』(1977)などで、ポストモダン作家の地位を確立。その他に、子供向けのお伽話を大人向けに書き直した『ベニスのピノキオ』(1991)や『ブライヤー・ローズ』(1996)などがある。
架空の野球ゲームに興じる中年男を描いた代表作「ユニヴァーサル野球協会」は、編集者時代の大森望により新潮文庫に収録され、愛読者も多い。
ユニヴァーサル相撲協会(http://homepage3.nifty.com/kazano/sumo.html)