11 「トゥモロウ・トゥモロウ」(1969.5) 1 「トゥモロウ・トゥモロウ」(Tomorrow, Tomorrow) ロビンの脱退から、わずか2か月後に発売されたイギリスで9枚目のシングル。3月にはすでにレコーディングされていたらしい[i]。 もともとジョー・コッカーのために書かれたというから、びっくりする。ビー・ジーズとジョー・コッカー!?結局コッカーがこの曲を受け取らず(それはそうだろう)、スティグウッドがバリーに自分たちで録音するよう勧めた、という。この提案にバリーは、コッカーを念頭に書いたもので、ビー・ジーズのスタイルに合わない、として難色を示したらしい[ii]。なるほどとも思うが…